施術についてtreatment
小児鍼(針と言ってもこわくありません)2024.09.13
生後20日から5歳までの子供に効きます
当院では、ローラ針で皮膚に転がして行う無痛法です。
(ローラー針)
こんな針です。手足、せなか、おなかをなでなでするだけで良くなります。
全身のうち背中、お腹、両手、両足、目の外側に、ローラを見せず、恐がらないようにして終わります。
―自律神経調整療法―
治療の目安(5分以内)
症状 | 治療の目安 | |
①疳の虫症 | 3回 | |
②夜尿症 | 4回 | |
③鼻血 | 2回 | |
④消化不良 | 3回 | |
⑤下痢 | 3回 | |
⑥夜泣き(不眠症) | 3回 | |
⑦便秘 | 3回 | |
⑧ひきつけ | 3回 | |
⑨異味症 | 数回 | 壁土、ガラス、炭、ボタン、布、昆虫、紙、紐、ゴミ等を習慣的に食べる。 自分の髪や爪を噛んで吞み込んでいる場合もある。 拇趾や示指をふやけるほど吸う幼児もある。 回虫、十二指腸虫の寄生による消化障害の一つとして言われる。 情緒不安定状態であるから精神安定の目的で小児針治療がしばしば奏功する。 一過性のものは大抵数回の治療により治癒する。寄生虫の場合は駆除を要する。 |
⑩気管支喘息 | 毎月7〜10回 | または7分灸がよい |
⑪扁桃炎 | 数回 | 足の照海穴の点状瀉血が有効 |
⑫仮性近視 | 数回 | 中谷近視穴の針 |
⑬虚弱体質 | 数回 | 栄養の偏向、糖分過食、厚着 小児針とちりげの糸状灸を根気強く続ける。 栄養障害ある者に+すじかい 男は左肝兪、右脾兪 女は右肝兪、左脾兪 |
問)なぜ微量のやさしい治療がよいのか?
答
小児針治療において強刺激よりも微量の刺激の方が有効であること。
治効の発現時間が速く神経反射的である等の臨床的事実がこれによって説明出来得るとしている。
パブロフ学説:大脳皮質は成人に比べて刺激に耐容性(刺激を受け入れる能力)が弱いため各種の刺激で容易に疲労して正常な反応を示さなくなる。そしてその結果、強い刺激よりもかえって弱い刺激に対して過敏になる事態が生ずる。これを送説相という。【小児鍼法米山博久 森秀太郎 共著より】
埼玉県越谷市袋山1320-3
東武スカイツリーライン大袋駅 徒歩 3分